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フリーランスに向いているエンジニアの特徴

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売り手市場の影響で、給与をはじめとする待遇の向上を実感しているエンジニアが増えてきたと思います。

そんな好景気の真っ只中にいるエンジニアという職業ですが、更なる高収入、自由な働き方を実現できるのがフリーランスエンジニアという働き方。

フリーランスエンジニアというとあらゆる実装や障害に対応でき、業界内に豊富な人脈をもつスーパーエンジニアしかなることのできないという先入観を持っている人が非常に多いです。

しかし今の時代、フリーランスエンジニアって1年程度の実務経験があれば、びっくりするほど簡単に実現できる働き方になっています。もはや働き方の1つの選択肢でしかないわけです。

そこで今日は現役フリーランスエンジニアである僕が、フリーランスに向いているエンジニアの特徴とその理由について紹介していこうと思います。

自分に当てはまるなと感じた人は是非現実的な選択肢としてフリーランスエンジニアを視野に入れることをオススメします。

フリーランスに向いているエンジニアの3つの特徴

とにかく高収入を実現したい

早速身も蓋もない話ですが、報酬を重要視している、とにかく稼ぎたいというエンジニアにはフリーランスエンジニアが絶対的に向いています。

みなさんもネットの広告などでフリーランスエンジニアになって年収1000万とかっていう広告を目にしたことがあると思います。

こういった広告って誇大広告であることが多く、胡散臭いなーと思ったりしませか?僕もそうでした。

しかし情報収集を行い、実際にフリーランスエンジニアになってみて分かったのですが、フリーランスエンジニアという働き方で年収1000万円っていうのは非常に現実的な数値なんですよね。

普通にサラリーマンやっていたら、大企業でも年収1000万円なんてよっぽど優秀じゃない限り40歳超えるくらいでやっと届くかな、という金額です。

かといって若くから高い収入を得ることが可能な弁護士をはじめとする士業や医者になるには学生の頃からの勉強と投資、コネクションがないと実現不可能です。

ところがエンジニアという職業は、有益な経験と知識を順当に積んでいけば、かなり手軽に1000万円くらいなら目指せるポテンシャルを持っています。

正社員でもプロジェクトマネージャなどの上流工程で実績をあげれば十分目指せるのですが、そういう責任のある立場って受けるストレスやプレッシャーを考えるとコスパ悪いなと個人的には感じています。

フリーランスエンジニアであれば、仲介が絡まないケースが多いため、実際に手を動かす立場としても余裕を持って1000万円くらいなら狙えるんですよね。

さらに上で言った上流工程にフリーランスで参加することができれば、2000万円の募集とかもザラにあったりします。

会社員だとどうしても個人の努力や健闘が報酬につながる割合が低いのですが、フリーランスエンジニアであればそのマージンがなくなるわけですから、当然のようにその分報酬が上がるわけです。

でもその分リスクがあるんじゃない?って人もいますけど、個人事業主と言ってもエンジニアであれば経費による損失なんてたかが知れていますし、最悪でも収入がなくなる程度です。

それよりも企業寿命が急激に縮んできている現代に、企業に全部任せっきりで個人の市場価値を伸ばす努力をしない方がよっぽど危険であると言えます。

自由な働き方をしたい

週3,4日の時短勤務・リモート作業などと言った柔軟な働き方でライフワークバランスを高めたいというエンジニアにもフリーランスエンジニアをオススメします。

エンジニアというPCさえあれば価値を生み出せる職業に着いてからには通勤時間という無駄を省いてリモートで働きたいという思うのは当然のことです。

また週3日の時短勤務で、自分の趣味の時間や家族と過ごす時間を増やしたければ、それも実現することが可能です。

週3日だとしてもフリーランスエンジニアであれば、月50万程度なら十分稼げますから、最高のライフワークバランスを実現できると思います。

さらには半年バリバリ働いた後に、3ヶ月くらい休みをとって旅に出る、みたいな面白い働き方も計画できます。

これらのことを企業で正社員として実現しようとすれば、よっぽどの超優良企業か変わり者の企業を見つけ出すしか手がありません。

まあそういう企業はごく稀ですし、退職率も低いので、普通に探して見つけることは現実的ではないですね。

時流に沿ったスキルを幅広く身に付けたい

学習意欲が高く、長く現場の第一線で戦っていきたいというエンジニアにもフリーランスエンジニアは是非検討してもらいたいです。

フリーランスになると、自分のペースで現場や扱う技術をシフトして仕事を進めることが可能です。

自由な働き方という点も絡んできますが、1つのプロジェクトに割くリソースを自分で管理することが可能です。

つまり極端な話を言えば、週3でRubyを使ったWeb案件に参加しながら、週2でPythonで機械学習の案件に絡むと言った働き方も実現できるわけです。

もちろんこの例を実行するならそれなりの努力が必要となりますし、スキルを極端に多様化することが一概にベストとは限りませんが、そういう選択が容易にできるというのはフリーランスエンジニアの大きなメリットの1つです。

正社員の場合、携わるプロジェクトや扱う技術は企業の裁量によりますから、自分がやりたいことをできる環境を作るというのは非常に難しい。

さらにレガシーなシステムの保守に投げ込まれでもしたら、あっという間にこれからエンジニア業界に参入してくる人たちに居場所を奪われることは必須でしょう。

逆に向いていないエンジニア

せっかくフリーランスに向いているエンジニアを紹介したので、逆にフリーランスになるべきではない、要するに正社員を選択するべきエンジニアの特徴についても説明していきます。

一体感の輪の中にいたい

まずメンバー一丸となって何かを成し遂げる感覚が好きな人はフリーランスよりも正社員の方が満足できる可能性が高いです。

フリーランスっていわゆる傭兵のようなものですので、一体感の輪の中に混ざってワイワイやりたいという場合は正社員の方が手っ取り早いでしょう。

税金や保険の手続きは絶対にやりたくない

あとは税金関係の手続きは死んでもやりたくない人とか。正直今は優秀な管理ソフトもあるし、エージェントなどで割安で税理士を紹介してくれるところもあるので、想像よりも大変なことは少ないですけどね。

正社員の方が取得しやすいスキルを重視している

あとはチーム運営やプロジェクト管理などと言った正社員の方が学びやすいスキルを重要視している人であれば、正社員の方がそう言った場に身を置ける可能性は高いです。

ただ企業の選びたを間違えればもちろん難しくなりますし、フリーランスでも狙えるポジションでもあるので、絶対的な判断材料とはならないでしょう。

行動すれば実現できるという恵まれた状況

ひと昔前までは、敷居の働き方だったフリーランスエンジニアという働き方を簡単に実現できる今の時代にエンジニアとして働けていることは非常にラッキーであると言えます。

とはいえその恩恵は黙っていても受け取れる訳ではありません。エンジニア全体の待遇自体は勝手にあがって行ってくれますが、フリーランスエンジニアとなって、より大きくメリットを享受したければ、働き方自体をシフトするという努力は必要となります。

選択して行動を始めるのって思いの外、体力を使う行為なのですが、実際に動き始めるとノってきてトントン拍子で物事が進むものです。

もし今回の記事で自分にフリーランスという働き方が向いているかも・・・と感じたのであれば、一度はエージェントに出向いて自分の市場価値を確かめてみることをオススメします。

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